収穫祭おめでとう!
このシーズンどこの店先にも必ずオレンジのパンプキンがお目見えします。  
元々は古代ケルト人が10月31日の事の終わりを祝ったのが起源で、秋の収穫を祝い、悪霊を追い払う宗教的な意味合いの有る行事だそうです。
アイルランドやイギリス人達が移民としてアメリカに渡り、この習慣が始まったのは19世紀だと言われています。
今はあまり宗教的な意味はなく、「Trick or Treat!」「ご馳走をくれないとイタズラするよ!」と言って子供たちがねり歩く事が楽しみの行事となりました。
あまりヨーロッパでは見かけませんね。
でも悪霊を「おはらい」するのは良いですね!
最初はカボチャではなく、北の地方に産する大きなカブだっとそうです、ちょっと気味悪いかも・・・

持ち帰り商品をアップしています。

大切に持ち帰りたい物、早くお見せしたい物、通関が気になるものなど色々あって、いつも手荷物が制限重量一杯になります。
今はどのエアーラインも制限が厳しくなり、現在預け入れ荷物は1個になりました。
その持ち帰り品の中で、陶器のお皿が有ります。
一度は集めてみたい、お城の背景が描かれた陶器です。
私の好きなブランドです、是非!ご覧ください。
皿の後ろには必ずお城の名前が書いてあります。

久しぶりにサリーのお家に宿を取りました。
彼女とは友人の紹介で出会い、知り合ってから長く、とてもハイクラスな素敵な方です。
いつも思うのですが、彼女は洗濯、掃除、食事の用意 etc・・・全くやらずに済んだ階級の方だと思っています。
噂によると、アフリカや元支配下に有った国々に家を持ち、世界に羽ばたくビジネスをしているそうです。
最初出会った頃はそうではなく、アクティブな反面寂しげで、ぎこちなく思えました、やはり悲しい出来事が有ったそうです。
それを乗り越え、今はハツラツとして自信ありげなビジネスマンに見えました。
彼女はよく海外に出かけるので、連絡が取れなくなっていました。
久しぶりに訪れると、本格的に人を招き入れるため、部屋数も増え、高級なB/Bの装いになっていました。(ご紹介でないとだめみたい)
  
リビングルーム         ベットルーム(他にもダブルルームなど)
  
いつもの私の部屋(バスルームは温室の様)コンサバトリー(食事の部屋)
  
食事の部屋から見えるガーデン   カーテンの向こうはキッチン

ブレックファーストを作る彼女は似合わない、お手伝いしたくなりそう。
やはり食事の後は通いのお手伝いさんが来ていた。

私はいつも普通のお家に泊めて頂きます。
ホームステイの様な、生活を垣間見る、そして私も家族の一人ように感じます。

今回の旅はよく食べて、お顔が丸くなりました。
中でもこの季節、大変おいしいシーズンの貝が有ります。
MUSSELと言って、MOULE貝(ムール貝フランス語)の英語です。
オランダ、ベルギーが有名ですが、スコットランドに上質のマッスルが収穫できます。(少し小ぶり)
最もおいしい季節は9月〜12月頃ですからチャンスですね。
  
いつも驚きますが、大きな釜(分福茶釜)が出てきます。
この鍋一杯でも簡単に食べれますよ、これで一人分です。
食べた貝殻で次の貝をピンセットでつまむ様にして食べます。(食通の食べ方)
貝の殻は鍋の蓋に入れます、山のように積むのがご馳走様の印。
作り方は簡単で、最初は強火、貝が開きかけたら弱火、長く火にかけないで!
ハーブとセロリ、玉ねぎ、リーキなどを入れ白ワインで蒸します。(絶対に水は入れない)
フランス、デンマーク、オランダ、ベルギーではよく見かけます。

あああ〜美味しかった!本場の味!

イギリスには私の好きなティールームがいくつか有ります。
その一つ、中部イングランドに有る川の上に建つお店のご紹介です。

いつも仕事終わりに、店が開いているとホッとしてティータイムをします。
早く閉まるので、よほど時間を気にして急がないとチャンスが有りません。
今回は、アフタヌーンティーを頂きたくて・・・ところが一人だと量が多すぎて戸惑っていた私に、顔なじみのウエイターの彼女が「一人分を頼んであげましょう」と厨房に入って行きました。
出てきた彼女は私にウインクし、忙しそうに再びサービングを始めました。(失礼ながらもう60は過ぎている!…軽やか!)
 

   一人用のアフタヌーンティーシャンデリア
メニューには「ハイティー」と書かれていたので彼女に尋ねると。
昔々・・・北部のイギリス人がアメリカに渡り、お茶の習慣を始め、広めた折に、"High Tea"(少しアフタヌーンティーより遅めのお茶)の High=Formalと読み取り、「格式ある紅茶の習慣アフタヌーンティー」と勘違いしたそうです。今では同じ意味で使われるそうですよ。
元々Afternoon Teaは一日2食の習慣である空腹を満たすための軽食でした。
ハイクラスの人達は夕食が遅く、昼過ぎには人を招き、社交の場としてこの習慣が始まったそうです。
だから空腹を満たすために、サンドイッチなども付くのね。
特に女性の間で広がり、この習慣はそんなに古い話ではなく、18世紀の中頃からだと思います。
そして、狭いテーブルの場合にのみ2,3段のスタンドを使います。
大きなテーブルではサンドイッチ、スコーン、ケーキ、フルーツなどが各々お皿で出てくるそうです。
ちなみに、作法としては下の段からいただくのです!

昔、駐在時にシンガポールのホテルでも頂きました、やはり植民地であったオーストラリア、ニュージーランドにもこの習慣有りますね。

今頃になって疲れが出てきました(笑)
今回の買い付けは私用も有り、ハードな旅でした。(欲張りはいけませんね)
ほんの一部ですがご覧くださいませ。
 
  
 
  
入荷はまだまだ先の事ですが、画像はご覧いただけます。

帰国後すぐに仕事だったので、冷蔵庫は空っぽ!お弁当も作れずストレスストレス。
昨日は初めてのお休み、食料買い出しに出かけ、紅玉を見つけてしまいました。
まだ小さめですがしっかり重く色も真っ赤で、ついつい手が伸びてしまいました。
   
昨夜、夜な夜な使い慣れた古いオーブンとにらめっこ!
焼っけた!赤りんご
皆様のお顔が浮かびます、子供の頃の笑顔で喜んで下さるから・・・

店頭のデスプレーは素晴らしいといつも思います。
手を伸ばして食べてみたい気持ちにかられます。
世界中から集められた季節のフルーツが、まるで宝石のように見える時が有ります。
吸い込まれて、胸がドキドキする感じ・・・
  
勝手に手を伸ばしてはいけないバランスとアートの世界です。
必ず「とってもいいですか?」と尋ねます。
この時期、収穫時のお祭りがあちらこちらで行われ、ファームハウスのお披露目のシーズンです。
美味しいチーズ、ジャム、オニオンマーマレード、自家製サラミ、自家製小麦のパンや、スィート、パテ・・・
時間が経つのを忘れます。

本日金曜日、NHK「美の壺」番組でアンティークのお菓子の缶を特集します。
pm7:30からです、美術品の様な菓子缶が出てきます。

ヨーロッパの世界では、スィートは男性が好み、大切にそして貴重なものとして扱われた歴史が有ります。
ですからその菓子を入れる箱や缶はたいそう立派にデザインされました。
まるで宝箱の様に・・・
私はそのコレクションをNHKに提供なさった方を存じています。
それはそれは長い時間やお金、動力が伴ったコレクションです。
是非ご覧ください。

この様に、アンティークの菓子缶が注目されてうれしく思います。

朝の空気は冷たく、吐く息は白く、陽が昇るには時間がかかりそう。
こんなシーズンが好き!木の実が拾えるし、赤い実をつけたヒイラギが好き!
落ちた木の実を子供と競争で拾う、そんな時幸せを感じる。
こんなに拾ってどうするの?お家に持って帰ります、袋に一杯になるまで詰めてちょうだいな!

赤く色づいた柊、寒さに良く似合う。  西洋栃の実(マロニエ、イガイガ有り)

又背中の袋が重くなった!


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