お待たせいたしました!
春のキャンドルがやっと届きました。
今回は、海が荒れたのか(笑)破損が多く、数が揃いませんでした。
それに、中には届かぬ品もあり少しがっかりです。
でも、新作品があり、又楽しみですね。


ソフトゼラニューム、フレッシュフィグ、アップルスパイス、ティーローズ、シナモンスティック、タスカンオリーブ、フレンチラベンダー、イングリッシュローズ、ガーデンラベンダー、グリーンティー、ザクロ&ウォールナッツ、ウインタージャスミン、etc

数に限りが御座います。お早めに…

スージー・クーパーの陶器をアップしています。

比較的長く、そして古い時代にキャリアーウーマンとして活躍しました。
人気の秘密は、才能にも有りますが、世界の不況や戦争を潜り抜け、そして仕事を続け、結婚、出産と全てをこなした人生そのものに、世界の女性が憧れたのだと思います。

時代と共に作風や色使いに変化を見るのも楽しいと思います。

なぜ今スージー・クーパーなのかと自分でも思いますが、先日Burslem(バーズレム)に出かけたからかも知れません。
この地はSusan Vera Cooperの生地でも有りますし、Stoke-on-Trentの英国陶器の街で有名な所です。
彼女は1902年生まれで、1995年92歳まで恵まれた人生であったと伝えられています。
しかし、当時のイギリスは、女性には厳しく、それ故、女性解放運動が起こり、1918年にやっと30歳以上の女性選挙権が与えられた時代なのですから。
私が魅せられ感銘するのは、女性の労働者であり、デザイナーとしての確立した彼女の社会参加のエネルギーです。
今ならサッチャーなど、社会人として当たり前の地位が与えられていますが、当時は革命に近い精神力と労働力が必要だったと思います。
しかし、それにも増して彼女の才能が誰もを説得してしまう力が有ったと思われます。
その当時、ストーク・オン・トレントは国家事業である有名な陶器会社が軒を連ねていました。
20歳で仕事を始めた彼女は、アートスクールの校長により導かれ、Gray's Potterryで才能を開花します。
よほどの才能が無い限り、一人の絵付師として秀でる事は難しかったと思います。
それに2度の世界大戦をくぐって来ていますのよ!

本当は、彼女の夢はファションデザイナーだったと聞いています。
シャネルなどに憧れたのでしょうね、大変おしゃれなんですもの。
  
グレイ社時代の作品rare      Printemps         1930年初期

私は彼女が独立してからの作品がスージーらしいと思います。
初期の作品は女性芸術家クラリス・クリフの影響が有ります。

長くなりましたが…
なんだか今の時代に重なる物が有る気がします。
女性が世の中の転機となる時が来ていると思うのです。
世の中の女性、先輩達、後輩達、お母さん!頑張りましょう!

チョコレートて不思議ですよね!どこか魔法の力を持っています。

今のチョコレートは工夫を重ね、甘く香ばしく、カカオの風味に誰もが魅了されますね。
こんなに美味しく工夫なされたのは…実は…コロンブスの時代に話はさかのぼるのです。
元々カカオはアメリカ先住民によってもたらされた物で、カカオの粉末を練りつぶし、現地で取れたバニラに唐辛子を入れて飲んでいました。
何ともお味の方は遠慮申し上げたいですね。
もっとさかのぼると、アステカの人達には貨幣として珍重していたそうです。

おそらく、最初にカカオを見たヨーロッパ人はコロンブスだと言われています。
ですから16世紀までは、カカオの実から作られた飲み物は、ヨーロッパには知られる事は無かったのです。
スペインに持ち帰られたカカオの実は、砂糖と牛乳とバニラによって変化し貴族の中で広まったそうです。
その後、スペイン人はアフリカの奴隷を使いカカオのプランテーションを始めます。
それまではスペインでのみ楽しまれていた物が、ルイ13世や14世に嫁いだアナやマリア・テレサによってフランスにもたらされます。
おそらく、専門の料理人や道具も持ち込まれたのでしょう。
遠くイギリスロンドンに伝わるのは17世紀後半になってからです。

時代を経て、このように美味しく滑らかになるまでは相当の苦労があったと、専門書には記載されています。
おそらくミルクなど水分によって分離した事でしょう(難し過ぎる技術)
最高の贅沢品だと私は思います。

ところで、生産はアメリカがトップでドイツが並びます。
消費のトップはドイツ、スイスが順で、日本は16位でした、以外!

  
チョコレートのカカオ型菓子鉢とクラッシャー   カカオの実とカカオ
奥は銅のチョコレートポット

ちなみにChocolateはスペイン語のチョコラテからチョコレートへと

関西は、この2,3日暖かな日差しでしのぎ良く、行きかう人も軽やかでした。
節分も終わり、早 "きさらぎ"です。
お店もなんだか春めいて、春風を待つばかりです。
ウインドウも明るく、萌え木色です。
先日、滑車のランプを取り付け、明るくなりました。
  
ぜひ遊びに来てください。

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