虫の声が聞こえる季節になりました。
時が早く過ぎる気がするのは私だけでしょうか。
もう、長袖シャツの季節ですね!
長袖シャツにアイロンをかけていて、思い出しました。
以前にアンティークアイロンに魅せられ、集めた事を。
アイロンの歴史は古く、電機メーカーのアーカイブスによると、紀元前1世紀頃 中国が始まりだそうです。
鍋に木炭を入れ加熱し、鍋の底で布を滑らかにしたのが始まりです。
日本では平安時代に、ひのし が見られます。
それにしても、布を洗った後のシワが、熱で伸びる事すら大発見だと思います。
元はセレブのための道具ですから、今の日常的なスチームアイロンまでの歴史は長い道のりと言えます。
17世紀頃は、鋳鉄製の塊の先を三角にし、ハンドルを付け熱した
波打つアコーデオンプリーツ用の物
鉄製の入れ物に石炭を入れた物
がアンティークの世界には見られます。
私のお気に入りは、イギリスのビリヤード台の為のアイロンです。
日本の江戸時代には焼きゴテ、明治にはイギリスから木炭アイロンが輸入されました。(祖母が使っていました)
1882年には電気アイロンが登場します。
スチームアイロンの登場は、1915年頃で、この特許の持ち主はなんと日本人だそうです。
1939年にはサーモスタットを装備したアイロンが発売されます。
日本でも「スーパーアイロン」として大ヒットしました。
長い歴史を経て今に至ります。
私は、アイロン以上に、Iron Trivet と言って、アイロン台が魅力的だと思います。
特にワイヤーの物に魅力を感じますし、その影が好きです。
アイロンスタンドにまで心を配り装飾しました。
全てお店でご覧いただけます。
ショッピングページ(キッチンツール)で御確認下さいませ。