朝夕の気温の変化に、夏の終わりを感じます。
まだまだ暑さの名残が応えますが、如何お過ごしですか。

ヨーロッパでは収穫の喜びの祭りや、冬を迎える準備に忙しくなる季節です。
先日、ヨーロッパから、ディスプレー用のかぼちゃが贈られて来ました。

さて、お店ではお待たせのA/Wのキャンドルが入荷しました。

・フレグランスシリーズ(バニラ&クローブ、アップルスパイス、ウインタージャスミン、
       ブラックベリー&ナツメグ、ベイリーブス)
・PROVENCE
・シャーウッドディナーキャンドル(アイボリー)
・ディフューザー(ティーローズ、グリーンティー、オーシャンスプレー)

尚、メーカの事情により生産中止の商品も有ります。
数に限りがあります、お早めにご用意下さいませ。

コレクターアイテムのBread Boardには大変興味があります。
イギリスの友人宅では、絵画のように壁に掛け、楽しんでいました。
その中には、今では入手出来ないオークション物も有りました。

Bread は、最も日常的で古代にさかのぼる食べ物です。
そしてBorad はキッチン道具の素材として古く、歴史が有ります。
両者から観てBread Boardはキッチンアイテムの歴史を考える上で大切な道具だと思います。
Bread Boradが作られた起源は、浅い大皿が手掛りだと言われていますが、何時の時代かを特定するのは難しいと思います。
その伝統的な作り方は、その土地のクラフトマンや、手先の器用な御主人が必要に迫って作られたと言われています。
それらは、色々な木々から作られていますが、特にElm(ニレ)、Sycamore(セイヨウカジカエデ)の素材が優れています。
どちらも堅材で、弦楽器にも使われ大変高価な材質です。
  
八角形のRareなbread Board(お店にて) 

デザインはFolk Art(民藝)と呼ばれ、小麦の穂や束、お花、聖書の一説、そしてベーカリーの名前(Hovis,Allinson,Turog)も有りました。
19世紀から1920年までは、極上の意匠を凝らした物が作られたそうです。
その特徴でも有る、縁取りのような深い溝は、パンくずのこぼれを防ぐものであったり、後にはドームのガラスをはめたりしました。
そして、パンやチーズを載せ、食卓で切り分けました。
1940年頃からは、退役軍人などの収入源にもなったそうです。

購入時の注意として、
割れ、欠け、木目(正目)、ひずみ、乾燥、ねじれ、などに注意しましょう。
このアイテムは値段もさまざまで、あまり低額の物はお勧めできません。

(ショッピングもご覧ください)

Whieldon Ware(ホイールドン 焼き)
英国の陶芸家、Thomas Whieldon(1719〜1795)のお話です。

あまり聞き覚えのない名前かもしれませんが、陶器の歴史上大切な人物です。
彼の作り出す上質な陶器は、英国陶器界に多大な影響を与えました。

1740年には、自ら小さな工房をStaffordshireに持ちます。
色釉の使用による大胆な作品は、大変ステータス有る物で、大理石やべっ甲に似た効果を出したのが特徴です。
当時の上流階級では大変好まれ、評価も高かったそうです。
  
ブレッドビン(ヨークの店)              バタービン(Grandmaお店にて)

東洋から見れば、唐三彩にも似た感が有り、東洋からヨーロッパへと技術が伝わる歴史を感じます。
磁器の技術が東洋から海路やシルクロードを渡り伝わった事実です。
その後彼は、1730年に生まれたJosia WedgwoodやSpodeに大変影響を与え、徒弟として彼らに手法を手ほどき、今のイギリスにおける磁器の基礎を確立させたと言われています。

そして彼は、Wedgwoodとパートナーシップを組みます。
  
Stoke-on-Trentの美術館にて

そして、Salt Glazed ware(塩釉がけ), Agate ware(鉄錆の), Cream Coloured Earthenwareを生み出します。
中でも、有名なCream wareはQueens Ware by Wedgwood と名付けられ、王女にも愛される作品となります。

巡りめぐって,SpodeやWedgwoodが輸入され日本人に愛されるのです。不思議・・・かな!

歩道から見る夕暮れのランプやキャンドルの灯りは、とても美しく感じます。
こんな時、季節の変わりを意識しますね。

さて、お店では1900年〜1930年頃のキャニスターを御紹介しています。
今ではヨーロッパでも出会う事のない商品です。
例えば、フランスの7個が揃ったイレコスタイルや、
オランダ、イギリスのキャニスターセットなど、今では1個売りが多くなっています。
エナメル加工された物、しっかり手作りの缶、焼付けの素晴らしいプリント模様など御紹介しています。

いずれも大変お安くなっています。
是非この機会にお手元に・・・

ショッピングにも御紹介いたします。

新学期が始まり、ホットなさった方もいらっしゃるでしょうね。
朝夕が少しですが、凌ぎやすくなりました。
とは言っても、関西の昼間は大変暑く、夏の疲れが出てまいります。
皆様健康管理にご留意下さいませ。
でも、日の暮れが早くなり、確実に季節が変化しています。

さてグランマーズキッチンでは、模様替えをしました。
 

そして、秋の夜長の必須アイテム!キャンドルが入荷いたしました。
 
今回は、和のテーストで、キンモクセイや八朔などのテーブルキャンドルを揃えています。
キンモクセイの香りがやっとキャンドルになりました。
その他プレゼントに4種の香りのパックなど、お買い求めやすくなりました。
ベルガモット、ローズマリーの缶もございます。
リクエストの多かった、虫除け用も入荷しました、よい香りで虫を寄付けません。お薦め!

皆様の御来店をお待ちしています。

1

Search

Category

Link

Profile

Calendar

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2012 >>

Archive

Comment

Recommend

Mobile

qrcode

Selected Entry

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM