今年も,ヨーロッパではクリスマス商戦は前倒しだそうです。
いつもより早く、パリのシャンゼリゼや
ロンドントラファルガーのクリスマスライトが灯ります。
先日からウインタータイムが始まり、1時間早くなりました。
午後4時頃にはもう暗くなりますからね!
ヨーロッパではこれを合図に、クリスマスのプレゼントを考えるのが習慣です。

街で出回るクリスマス商品は、大量に作られるため、2月頃から生産が始まります。
それではなくて、オリジナルで、心のこもった1点物を求めて、何時もこの頃に旅に出ます。
今がシーズンです。心時めくハンドメイドは、そう簡単には出会えません。
しかし、見る目を持って信じていれば出会いがあるものです。

材料(素材)、色、アイディアー、機能性、優しさ、スピリット・・・etc

ある Christmas fairを御紹介しましょう。
2009mirrorcopy.gif2009stockings.jpg
          (2009 Country Living Christmas Fair より)
イギリスの有名な雑誌が毎年催す、クリスマスフェアーです。
若いアーティストから、すでに有名なデザイナー達が一同に集まるクリスマスのためのショーで、
比較的グレードが高く、ロイヤルアカデミーなどの卒業アーティスト達も勢ぞろいです。
いずれもオリジナルデザインと素材にこだわった作品が多く、楽しむことが出来ます。その他
伝統工芸や、オーガニック食品など、全て、今、注目されている社会での先端が見られます。
一日では足りないほど、飽きることが有りません。
皆様に御紹介したい、フェアーの一つです。


スパイスの薫り高いクリスマスキャンドル
 ・ビクトリアンスパイス
  (シナモン、ジンジャー、オレンジ)
 ・チョコレートログ(チョコレート、オレンジ)
 ・フィギープディング(フレッシュフィグ) がお薦め!
 ランタン
 ・シナモンスティク
 ・ブラックベリー&ナツメグ
 ・アップルスパイス
 ・ベイリーブス etc
 ・ウインタータイムになりました。香りで安らぎを!

PS:11月6日〜13日まで買い付けのためお休みいたします。
後ほどヨーロッパの一足早いクリスマスをお知らせいたします。


毎年一年が早く感じます。
あと2ヶ月ですね!あれま〜早すぎ

今年、ヨーロッパに出かけて特に感じたことは、アンティーク市場に、若者が集まった事でした。
やはり、経済の落ち込みは、いずこも同じです。
あまりにも走りすぎたバブリーな時代の反省。
今までの消費生活を見直す傾向にあることは確かです。
特にイギリスでは、若者が古き良き物に、ふと振り返り、見直す傾向になった事です。
新しい物に飽き、安くて良い物を探すうち、アンティークに目が張り付いたのです。
その特徴は、昔カルチャーの(社会的価値のあるもの)アンティークではなく,

・置いておくだけで何だかホッとする
・少し壊れた物に手を加える楽しさ
・古き時代の暖かさ
・豊かな時間の流れ
・歴史の深さ
・物の持つ物語性
・手にとって、使ってみたくなる
・色が楽しい
・形やデザインが素敵
・古いのに、新しさを感じる
・新しいものより価値が有り安く感じる

全て感じ方は自分流で、生活の中で忘れ去られた、目に見えないものに心動かされた・・・
たまたま、それをアンティークの世界に見出したのだと思います。
経済落ち込みのせいで、私の友は(アンティークディーラー)忙しくしています

日本では送料を入れると、高くなりますが、一生使うとしたら、お値打ちかも。
生活での価値観を見直す良い機会かも知れませんね。



秋風にのって、微かにキンモクセイの香り・・・
最後のFRED BAREの帽子が届きました。
25周年を迎え、活動を休止した彼女達は、
今年もパリコレに参加していません。
でもFRED BAREの帽子が大好きで、
無理を言って作っていただきました。
いつまでも愛される作品だと思います。

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