先日のニュースで、日本人の手で復活されたラスター焼きの事を耳にしました。
人間国宝の加藤卓男さんにより、イランの幻の陶器が復活しました。
2500回ほどの試作品を繰り返し、完成されたそうです。

ラスター彩は、紀元前からのペルシャ陶器の伝統技術です。
この技法は大変難しく、長い間幻の手法と言われてきました。
玉虫色と言うか妖しげで、五情を揺さぶる様な不思議な光で模様が表現されています。
顔料の組み合わせや、焼きの温度や火加減など、油断の出来ない感覚的な焼き物だそうです。

この度、時を超え国を越えて技術の交流が日本とイランの国で始まりました。
長男の加藤幸兵衛さんがはるばるイランに渡り、若い陶芸家に伝授されたそうです。
現地ではまだまだ技術が未熟で、復活するには時間が必要と言われ、回数を重ね訪れて教鞭を執られるそうです。

グランマーズコレクションに、ラスター彩が施されたカップ&ソーサーのトリオが有りました。

このカップ&ソーサーが作られたのは19世紀中期、イギリスのアンティークです。
どこかしら、東からの影響を受けていますし、東洋的なニュアンスが伺われます。
上手くカメラでは撮れませんが、縁取りのリボン状ガーランドがラスター彩です。
そしてこれが最初にトリオと呼ばれたセットで、コーヒー用と紅茶用のカップとお皿の3点が「トリオ」と言われました。
こうしてヨーロッパに渡り変化し、今日まで時空を超えた物語が有りますね。

お店にてご覧いただけます、ぜひ手に取って時代を味わってください。

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